手動隔膜式電解研磨(NEP)

新たな電解研磨の技術が登場

バフ研磨するとバフ粕、油脂が付着し更には金属表面に潜伏いたします。
弊社では、電解研磨する前に、徹底的に自社開発したペーストを使用して除去いたします。
その上で電解研磨する事で完全に異物が除去され、同時に厚い酸化膜が形成され耐食性の高い表面状態となります。

当社の電解研磨 手動隔膜式電解研磨(NEP)とは

㈱ツヅキが長年培ったバフ研磨技術に新開発の電解技術を融合させ完成させた新しいタイプの電解研磨、それが手動隔膜式電解研磨、NEP(ネップ)です。

●電解研磨とは下記の4条件が満足されている事だと考えています。

  要  件 理  由 検  査
ピンホールの除去 液漏れ、不純物の残留の原因になる 目視
研磨油脂の除去 均一な電解表面形成の為 水玉テスト
バフ粕の除去 バフ粕は通常の洗浄では除去しきれない SEM観察
不動態膜が均一に出来てること 腐食されない表面の形成 塩化第二鉄試験


当社の電解が研磨が従来のEPに比し濃硫酸等劇薬を使用しておりません。代わりに独自開発のペースト状の洗浄剤を用いて手作業にて入念に電解研磨の前処理を行います。

洗浄剤(ペースト)の開発

バフ粕、油脂があれば電解時に均一で強固な結晶構造持った酸化膜が出来ません。
一般的に用いられる洗浄方法は有機薬品による洗浄、アルカリ洗浄、スチーム洗浄等多種に及びますが決して十分な効果を発揮してませんでした。
そこで当社は電解研磨の開発と同時に洗浄方法においても力を注ぎ独自開発のペースト状の洗浄剤を開発、バフ粕、油脂の除去が飛躍的に向上しました。

ピンホールの除去

ピンホール除去は工程毎にタンク内を明るくして入念に目視点検を行ないます。修正は通常のバフ研磨工具を使用すると缶内を再汚染する為、ミニルーターで丁寧に修復します。

電解液・工具の開発

電解液、工具についても、作業者が安全及び衛生上問題のないものを開発、試行錯誤した上で現状のスタイルに到達しました。

品質の維持

適切な電流、滞留時間(施工速度)を厳守しながら加工面にフィットさせながら特殊な操作を加えながら均一、かつ丁寧に施工を行っていきます。
動作基準書とそれに基づく作業者認定制度を設け認定された作業者のみがこの施工を行うことがが許されます。
そしてセミクリーン工場でのクリーンな環境でこれらの作業が行われます。
これらの徹底により均一で安定しクリーンな電解研磨加工を提供致します。

手動隔膜式電解研磨(NEP)と浸漬電解研磨(EP)の相違点

項目 手動隔膜式電解研磨法(NEP) 浸漬電解研磨法(EP)
工法 手動でスライド゙する 槽に漬ける
電解液 弱アルカリ 濃リン酸+濃硫酸
条 件   温度 常温 50~60℃
電流密度 0.15A/c㎡ 0.3A/c㎡
滞留時間 0.2分程度 5分程度
電解研磨事前脱脂処理 ペースト洗浄 薬液処理
光沢(目視) 黒光り 手バフ光沢維持 少しぼける 手バフ光沢おちる
表面粗さ(μm) Ra0.06→0.05    
Ry0.38→0.32(垂直方向)
Ra0.06→0.08
Ry0.38→0.6(垂直方向)
不動態膜    ①塩水噴霧試験 48時間合格 同左
②キャス試験 24時間合格 同左
③塩化第二鉄(10%)試験 1時間合格 同左
④フェローチェック 5時間合格 同左
不動態化処理 不要
(洗浄後の残希硫酸によるすきま腐食防止)
不動態膜の均一性 均一な仕上り 多少バラツキあり
加工適性サイズ 大物(手作業で加工できる範囲) 小物(槽の大きさに左右される)
コスト 小物(割高)    大物(安価) 小物(安価)    大物(割高)
廃液処理 不要


製 缶

製缶を得意とする続木鉄工所とは、グループ会社として共に開発を行っております。

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バフ研磨

熟練の技で大きさ、形を問わず加工できます。

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検査・研究

産学共同体制により、日々研究開発を行っております。

北海の鏡板

安心と信頼の「北海の鏡板」四国代理店

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展示会情報

第15回 
関西機械要素技術展に出展

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